Episode

20

第20話 洋上の再会

軍隊生活も慣れ、常にヒーローとして期待されているケーンたちはいつの間にか慢心するようになっていた。上層部から“参謀閣下”が視察に来る事になったのはそんな時である。

ライトやタップと共に迎えに出たケーン。彼は最初はその“参謀閣下”が何者か知らなかったのだが、アクアポリスで会うなり突然強張った表情を見せた。“参謀閣下”ことジム・オースチンは、ずっと恨んできた彼の実の父親だったのだ。

ケーンの両親、ジムとアオイは昔は仲の良い夫婦で、幼いケーンを連れてよく旅行などをしていた。しかし軍務に我が身を捧げていたジムは、生き方の違いでアオイと離婚。以来ケーンは父を憎むようになっていたのである。

ジムに反発し、自室にこもるケーン。リンダの説得でも本心を表すことなく、笑ってごまかすばかりだった。そんなケーンに対し、ジムは離婚前と変わらぬ態度でケーンに接して、アオイに生存の可能性があることを伝える。そして再びアクアポリスを離れた。ギガノスの襲撃でようやく素直になったケーンは、ベンの叱咤もありジムを助けるために出撃したのだった。